こうした混乱のなか、市民の「生存情報」のインフラとなったのがSNSだ。「雪 マジ」というワードとともに投稿されたのは、単なる文句や驚きの声だけではない。「〇〇駅の改札列、待ち時間40分」「国道〇号線、トラックのスタックで完全停止中」といった生々しい一次情報が交わされた。
行政の広報が追いつかないスピードで、街の危機状況が市民自身によってマッピングされていく。デジタル社会における情報共有の威力を見せつける一方で、一部では過去の雪の画像を混ぜ合わせたフェイク情報の拡散も見られ、情報のファクトチェック能力も同時に試された。