ふたりの接点となったのは、森泉が人生の中心に据えている「動物たち」だった。数十匹に及ぶ犬、豚、鳥、爬虫類などと暮らす彼女にとって、ペットの健康と幸福は何よりも優先される課題。夫の実家や親族が関わる動物医療・供養などのネットワークを通じて出会い、言葉を交わすうちに急速に距離を縮めていった。
飾らない人柄の森泉に対し、夫もまた先入観を持たずにひとりの女性として向き合った。共通の知人によれば、動物に対する深い愛情と命への敬意がふたりを自然と結びつけたという。派手な交際宣言もなく静かに愛を育み、2018年春に婚姻届を提出。メディアへの発表が後追いになったのも、寺院という神聖な場と家族のプライバシーを守りたいという夫への配慮ゆえだった。