紙幣のデザインはおおむね20年周期で変更される。順当にいけば、次の改刷は2040年代前半だ。その頃、日本社会はさらにデジタル化が進み、そもそも紙の教科書や紙の通貨が存在しているかどうかも怪しい。しかし、もし紙幣が存続しているならば、次の一万円札の人物は誰になるのだろうか。
ネット上や文化人の間では、早くも多様な憶測が飛び交っている。これまでの「政治家」「学者」「実業家」という枠組みを超え、世界的な影響力を持った現代のアニメクリエイターや、科学技術の発展に寄与した女性研究者など、より多様性を反映した人選を求める声は強い。時代の価値観を映し出す鏡として、紙幣の肖像選びは常にその時代の世相を反映し続ける。