施設の中核をなす「さくらホール」は、約735席を擁する本格的な音楽・舞台ホールだ。豊かな響きを誇る音響設計が施されており、最高峰の舞台芸術・クラシックコンサートが連日開催されている。時にはNHK交響楽団のメンバーによる室内楽演奏会や、国内外の第一線で活躍するソリストのコンサートも開かれ、音楽ファンにはたまらない感動を提供している。
一方、300席規模の「伝承ホール」は、日本の伝統芸能や現代演劇、落語などの公演に最適な親密な空間だ。舞台と客席の距離が近く、演奏者の吐息や役者の躍動感が肌で感じられるのが特徴である。クラシックの重厚な響きと、伝統芸能の歴史的深みが同じ施設内で共存している点こそ、本施設の卓越した独自性と言える。