渋谷駅で最も多くの歩行者が罠に陥るのが、「南改札」と「新南改札」の混同です。鉄道各社の構内案内や現地看板でも注意喚起が強化されていますが、両者は物理的なフロアも直結する出口の方向も明確に異なります。
まず、JR線の1階に位置するのが従来の「南改札」です。改札機を出て右に進めばモヤイ像やタクシー乗り場が広がる「西口」、左に進めば渋谷ヒカリエ方面や明治通りに面した「東口」へと抜けられます。ハチ公改札の混雑を避けて地上広場や地下鉄線へ抜けるメイン導線として機能しています。
対して、2026年7月21日に移転開業した「新南改札」は、JR山手線・埼京線ホームの上層である3階フロアに位置しています。この改札は、大規模複合施設「渋谷サクラステージ(Shibuya Sakura Stage)」と「渋谷ストリーム(Shibuya Stream)」を国道246号上空で結ぶ歩行者デッキ「渋谷ヒカリエデッキ・サクラデッキ」に直結する専用ゲートとして生まれ変わりました。