理系学生や研究開発職、建築設計の現場で使われる「関数電卓」やスマートフォンの高機能電卓アプリにおいては、表示される「E」がエラーではなく「指数(Exponent)」を意味している場合があります。
一般的な事務用電卓では「E」は左端に単独でエラー警告として点灯しますが、関数電卓の計算結果として現れる「1.23E+08」や「2.5E-04」といった表記は、科学的記数法(指数表記)です。
- 「1.23E+08」 = 1.23 × 108(= 123,000,000)
- 「2.5E-04」 = 2.5 × 10-4(= 0.00025)
これは桁数が多すぎる極大数や極小数を限られた液晶幅で正確に表現するための正規表現であり、エラーではありません。関数電卓で本物のエラーが起きた場合は、画面に「Syntax ERROR(構文エラー)」や「Math ERROR(数学的エラー)」とフルスペルで表示されるのが一般的です。使用しているデバイスが「一般電卓」なのか「関数電卓・アプリ」なのかによって、Eという文字の持つ意味が根本から異なる点には留意すべきです。