モリマンの名を全国区へと押し上げた最大の要因は、日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』内で繰り広げられた不定期特番企画「山崎邦正VSモリマン」シリーズです。
1990年代末から始まったこの対決は、ヘタレキャラとして定着していた山崎邦正(現・月亭方正)が、モリマン(主にホルスタイン・モリ夫)に対して理不尽な因縁をつけ、全身全霊の肉弾戦で決着をつけるというプロレス的フォーマットの企画でした。
特に視聴者の度肝を抜いたのが、以下の過激な対決種目です。
- スーパーゴボウしばき合い:特大の生ゴボウを持ち寄り、骨折寸前の勢いで互いの体を叩き合う肉弾戦。
- 熱湯風呂&激辛アタック:極限状態の中で繰り広げられるリアクション対決。
- 泥レスリング&変形プロレス技:モリ夫の圧倒的な体格とパワーで山崎をマットに沈める豪快なフィニッシュ。
当時の特番インタビューや関係者の証言によると、両者の対決は台本で細かく決められた段取りではなく、現場の凄まじいアドレナリンと阿吽の呼吸によって成立していたと伝えられています。山崎邦正が本気で恐怖し、涙目になりながら挑む姿と、モリ夫が一切の手加減なしで迎え撃つプロフェッショナリズムは、平成バラエティにおける「伝説の身体芸」として今なお語り継がれています。