全国の商業施設や駅ビルで親しまれている「卵と私」と、百貨店などを中心に展開するラグジュアリーライン「サロン 卵と私」。両者の最大の違いは、店舗コンセプトと主力メニューの設計にあります。
通常店舗の「卵と私」は、薄焼き卵でチキンライスを美しく包み込んだ王道のオムライスを主軸とし、スピーディーかつ日常的に洋食を楽しめるカウンターやコンパクトなテーブル席が中心です。一方の「サロン 卵と私」は、フランスの邸宅サロンを思わせるクラシカルな内装、アンティーク調の照明、座り心地の良いソファ席が配され、ゆったりとした時間を過ごすためのカフェレストランとして設計されています。
提供される料理のベースは同じ日本レストランシステムの開発技術に支えられているものの、サロン店では卵白をしっかりメレンゲ状に泡立てて焼き上げる「スフレ技術」を全面に押し出し、単なる食事にとどまらない優雅な演出を施している点が決定的な差異といえます。