三浦祐太朗さんと牧野由依さんの接点が生まれたのは、三浦さんが水曜・木曜のパーソナリティを担当していたFM NACK5の生ワイド番組『キラメキ ミュージック スター「キラスタ」』でした。牧野さんがゲストとしてスタジオに登場したことが、ふたりの物語のプロローグとなります。
当時、牧野さんは声優・歌手として過密なスケジュールをこなすなかで、深刻な喉の不調に直面していました。後に牧野さんはインタビューにおいて、当時の心境を次のように赤裸々に振り返っています。
「喉を壊した最悪の状況のなかで、ひとつだけよかったと思えることがあるとすれば、うちの主人(三浦祐太朗)との出会いのきっかけだったんです」
声が出しづらく、表現者として精神的にも追い詰められていた牧野さんに対し、パーソナリティの三浦さんは過度なプレッシャーを与えることなく、自然体で温かいトーク環境を作り出しました。形式的なゲスト対応にとどまらず、音楽家としての苦悩や表現に対する繊細な思いを汲み取る姿勢が、牧野さんの心を深く解きほぐしたと報じられています。
最悪のコンディションという「弱み」を見せざるを得ない状況だったからこそ、虚飾のない人間性と優しさに触れ、ふたりの距離は急速に縮まることとなりました。