雪ミクの歴史は、2010年2月に開催された「第61回さっぽろ雪まつり」に端を発します。当時、爆発的なブームを巻き起こしていた初音ミクの生みの親であるクリプトン・フューチャー・メディアが札幌市に拠点を置くことから、大通会場に「真っ白な初音ミクの雪像」が制作されたことがすべての始まりでした。
制作途中で雪像が崩落する予期せぬアクシデントに見舞われながらも、関係者やファンの熱い情熱によって再建された雪像は、北海道の冬を象徴する奇跡のモニュメントとして大きな話題を呼びました。この出来事をきっかけに、翌2011年からはマフラーと手袋を身につけた姿で登場し、北海道を応援するフェスティバル「SNOW MIKU」へと本格的な展開を見せることになります。
以降、札幌市交通局の市電ラッピングや地元銘菓とのタイアップなど、地域に根ざした展開を次々に推進。一過性のプロモーションにとどまらず、北海道の寒冷地文化とポップカルチャーが高度に融合したシンボルとして、15年以上の歳月をかけて愛され続ける存在となりました。