東京証券取引所プライム市場に上場するホシザキ株式会社は、資本効率の最適化を急ピッチで進めている。かつて複雑に絡み合っていた販社網を完全子会社化・直轄化し、グループ全体でキャッシュ創出力とガバナンスを高める動きは、市場からの評価を一変させた。
親子上場やグループ内取引の不透明さを解消し、ROEの向上やPBRの是正を狙う経営判断は、資本市場の要請に真っ向から応えるものだ。販社の利益をグループ本体へダイレクトに集約することで、研究開発や成長投資への機動的な資金配分が可能になった。株主還元に対する姿勢の強まりも、機関投資家の買い安心感につながっている。