国語=赤・数学=青はなぜ?教科の色イメージの真相と心理学を解剖

国語=赤・数学=青はなぜ?教科の色イメージの真相と心理学を解剖

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個人の心理的イメージにとどまらず、日本全国でこれほど共通の認識が作られた決定打は、文具メーカーと教科書出版社の歴史的戦略にあります。

1970年にショウワノートから発売され、小学生の定番となった「ジャポニカ学習帳」の教科別表紙カラーは、子どもたちがランドセルや机の中から一瞬で目的のノートを取り出せるよう視認性を重視して設計されました。小学館の百科事典の写真をあしらった表紙とともに、「さんすう=青」「こくご=赤」「りか=緑」「しゃかい=黄」という明確な色分けが施され、これが何世代にもわたる児童の原風景となったのです。

さらに、光村図書や東京書籍、啓林館といった大手教科書会社も、生徒が時間割を合わせやすくするために背表紙の色を意識的に差別化してきました。学校教育の現場で教科書とノートの色が連動して視界に入り続けた結果、日本全体で統一されたカラーイメージが完成しました。

小林 直樹
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小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。