逮捕された武田観柳の「その後」は、長らく服役中とされていましたが、正統続編『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』にて奇跡の再登場を果たしました。
小菅集治監を出所後、北海道に渡った観柳は「雅桐刀(がとうとう)」と呼ばれる粗悪な西洋刀の密売組織の黒幕「雅桐(がとう)」として暗躍。かつて剣心にすべてを奪われながらも、反省するどころか全く変わらない拝金主義でたくましく再起していたのです。
読者が熱狂したのは、彼が単なる悪役に留まらず、北の大地を脅かす謎の軍団「剣客兵器」と対峙する局面で発揮した規格外の存在感です。超人的な剣術を持つ異形の敵に対し、観柳は一切物怖じせず、持ち前の強心臓と機転、そして莫大な私財を投入した弾幕射撃で渡り合いました。悪党の矜持を捨てずに結果として共闘する姿は「最高に頼れる外道」としてSNSを中心に爆発的な支持を集めています。