宍道湖の夕日といえば、島根県立美術館周辺の海岸デッキが定番の撮影地として名高い。しかし、週末や旅行シーズンともなると多くの観光客で混み合い、じっくりと写真を撮るのが難しい場合もある。そこで今回取材班が注目したのは、北岸沿いの旧道沿いにひっそりと佇む小さな展望スペースだ。
地元の写真家たちも密かに通うこの宍道湖夕日スポットは、障害物が一切なく、水面に映る夕日の道が一筋の光となってまっすぐ伸びる幻想的な光景を捉えることができる。日の入り30分前からグラデーションの変化が始まるため、早めに現地へ到着して待機するのがポイントだ。空が漆黒に染まる直前の「マジックアワー」の美しさは、言葉を失うほどの感動をもたらしてくれる。