新体制への移行と並行して進められたのが、管轄団体である関東学生アメリカンフットボール連盟との粘り強い協議である。連盟側は選手たちの安全確保と徹底した再発防止策、そして健全な組織運営が実証されない限り、公式戦への復帰を認めない厳格な態度を貫いた。
チーム側は内部通報制度の拡充や外部第三者によるチェック機構を導入し、連盟が求める要件を一つひとつクリアしていった。かつてのライバル校からも「正しい形での復帰であれば歓迎したい」との声が上がるなど、フェアプレーの精神を共有する競技コミュニティ全体が、再生への軌跡を注視している。