「ビヤホールライオン 銀座七丁目店」のルーツを辿ると、日本のビール文化黎明期にたどり着きます。運営元であるサッポロライオンの歴史は、明治32(1899)年に日本初のビヤホール「恵比壽ビヤホール」を銀座に出店したことから始まりました。その後、大日本麦酒の本社社屋として昭和9(1934)年4月8日に落成したのが、現在の銀座ライオンビルです。
第二次世界大戦時の東京大空襲でも奇跡的に焼失を免れ、戦後はGHQによる接収を経て営業を再開。幾多の激動の時代を乗り越え、創建当時の姿をそのまま残す空間は、訪れる人々に圧倒的な風格と温もりを感じさせます。単に古いだけでなく、街の記憶とともに呼吸し続けてきた重みこそが、この店の唯一無二の価値です。