姨捨の地は、古くから月見の名所として都にまでその名が知れ渡っていた。「日本百名月」にも認定されているこの地からの月光は、善光寺平を柔らかく照らし出し、幻想的な一夜を演出する。江戸時代の文人・松尾芭蕉もこの月を心から愛し、数々の句を残した。歴史のロマンに思いを馳せながら月を眺める時間は、格別の贅沢と言える。
夜になると、眼下に広がる街の灯りが一斉に点灯し、圧倒的な夜景へと変貌を遂げる。街明かりのラインが立体的に交差し、まるで漆黒のキャンバスに描かれた光のアートのようだ。カップルや家族連れが静かに夜景を見つめる姿も多く、長野自動車道屈指のロマンチックな夜景スポットとして親しまれている。