「厚生労働省」が発表している国民健康・栄養調査などの身体データを見ると、現代の日本人女性は過去の世代と比較して平均身長が伸び、細身でありながら相対的な立体感を持つ体型へと移行していることが読み取れる。しかし、体脂肪率や体重の増減だけではバストの正確な形や体積を測ることはできない。
下着メーカーが蓄積してきた膨大な「人体計測データ」を解析すると、同じバストサイズであっても、胸の輪郭(バージスライン)の広さやデコルテ部分のボリューム感、肋骨の厚みによって見え方や最適なカップ形状が全く異なることが実証されている。フラットな数値上の比較にとらわれず、立体としての骨格バランスを考慮することが、理想のシルエットを作り出す鍵となる。