日本男子バレーを取り巻くファンダムの熱量は、過去に類を見ない広がりを見せています。かつて昭和から平成にかけても、川合俊一氏や中垣内祐一氏、越川優選手といった歴代のイケメン選手たちが爆発的なブームを巻き起こした歴史がありますが、現在の熱狂は当時と性質が大きく異なります。
SNSやネット掲示板、現地観戦者の声を分析すると、「ルックスの華やかさ」をきっかけに入ったファン層が、試合を重ねるごとに「戦術の面白さ」「ハイレベルな攻防の技術」に深く魅了されている傾向が浮き彫りになります。有明アリーナや代々木第一体育館で開催される代表戦のチケットは即日完売が続き、日本バレーボール協会(JVA)公式の「龍神NIPPON 公式グッズ」やユニフォームも争奪戦が繰り広げられています。
「単なるタレント的人気ではなく、世界最強クラスのバレーボールを日本で見られる誇らしさがある」——現場を取材すると、長年のオールドファンと新規のライト層がアリーナで一体となってチームを後押しする、極めて健全で成熟した応援文化が定着しています。