かつて芸能人の医療施術は、週刊誌のスクープや噂話の対象になりがちだった。しかし、YouTubeやABEMAといった動画メディアの普及により、構図は大きく変わった。タレント自身が適応検査の様子から術後の経過、メリット・デメリットまでをカメラの前でオープンに語るコンテンツが増加し、情報の一方的な偏りが解消されつつある。
視聴者にとっては、憧れの有名人が実際に体験した生の言葉を聞けるメリットがある。しかし同時に、インフルエンサー的な発信に過度に影響され、医療リスクの検討を疎かにしてしまう危うさも同居している。発信される情報の裏にある客観的な根拠を見極める目が、受け手側にも求められている。