熱は引いたのに咳が止まらない…インフルエンザ後の長引く咳の正体

熱は引いたのに咳が止まらない…インフルエンザ後の長引く咳の正体

熱は引いたのに咳が止まらない…インフルエンザ後の長引く咳の正体に関する最新の話題を丁寧に解説いたします。

日中は比較的落ち着いているにもかかわらず、布団に入った途端に喉がムズムズして激しく咳き込み、眠れなくなるという訴えは極めて一般的です。インフルエンザの咳が夜間に悪化する現象には、人体の生理機能と睡眠環境が密接に関係しています。

最大の要因は自律神経の切り替えです。夜間や就寝中は体をリラックスさせる副交感神経が優位になります。副交感神経が活発になると気管支を取り巻く筋肉が収縮し、気道の内径が狭くなります。健康な状態であれば問題ありませんが、インフルエンザ後で過敏になっている気道が狭くなると、わずかな分泌物や空気の通り抜けすら刺激となり、猛烈な咳反射を誘発します。

さらに、横になることで鼻水が喉の奥へと垂れ込む「後鼻漏(こうびろう)」が起こりやすくなり、それが過敏な気道を直接刺激します。加えて、深夜から明け方にかけての気温低下や寝室の乾燥も気道粘膜の水分を奪い、咳を誘発する強力なトリガーとなります。

阿部 裕樹
Author

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。