近年の葬儀スタイルは激変しています。2026年現在、親族やごく親しい友人だけが参列する「家族葬」や、通夜・告別式を行わずに火葬のみを行う「直葬(火葬式)」が全体の半数以上を占めるようになりました。このような小規模化に伴い、「香典辞退」の意向を示す遺族も増えています。
もし遺族から「香典辞退」の連絡があった場合は、無理に持参するのはマナー違反です。しかし、どうしても弔意を表したいと、後日自宅へお参りに行くケースも増えています。その際にお供えするお線香代や供物料の表書きも、四十九日前なら「御霊前」、四十九日以降なら「御仏前」という基本ルールが適用されます。形式は変わっても、相手を思いやる気持ちの表し方に変わりはありません。