入浴そのものよりも危険なのが、お風呂から上がった直後の「湯冷め」です。濡れた体から水分が蒸発する際、気化熱によって体温が急激に奪われます。これが風邪を悪化させる最大の引き金になります。現代のスマートホーム化が進んだ暮らしでは、入浴前に脱衣所を暖房で暖めておくことが鉄則となっています。
理想的な脱衣所の温度は22度から25度前後。浴室との温度差を極力なくすことで、自律神経の乱れを防ぎます。また、お風呂上がりにはすぐにバスタオルで全身の水分を拭き取り、髪の毛はドライヤーで根元から一気に乾かすこと。この一連の動作をいかに迅速に行えるかが、風邪の回復期における入浴の成否を分けます。