かつて社会問題となった「漫画村」や「漫画BANK」に続き、その後台頭した「漫画RAW」などの大規模海賊版プラットフォームも、権利者団体や国際捜査機関の連携によってドメイン差し押さえやサーバー遮断が断行されてきました。一般社団法人ABJやCODA(コンテンツ海外流通促進機構)の主導により、クラウドフレアなどのCDN事業者に対する開示請求や通信遮断が迅速化された結果、主要な違法サイトは相次いで強制閉鎖に追い込まれています。
しかし問題は、これら閉鎖されたサイトの「後継」を自称する無数のミラーサイトやクローンサイトです。これらの多くは、検索流入を狙ったフィッシング詐欺グループが運営しており、漫画の画像データすらまともに存在せず、アクセスした端末へ即座にランサムウェアやスパイウェアを送り込む悪質なトラップと化しています。「後継サイトが見つかった」とSNS等で拡散されるURLを踏む行為は、自らサイバー犯罪者の標的になりにいくようなものです。