ピンク・レディー解散直後の1981年11月にリリースされた増田恵子のソロデビュー曲「すずめ」は、彼女の歌手人生を決定づけた不朽の名作です。中島みゆきが作詞・作曲を手掛けたこの哀愁漂うバラードは、ピンク・レディー時代の激しいアップテンポなイメージを鮮やかに覆し、オリコンチャート上位を記録するロングヒットとなりました。
増田恵子のボーカルは、繊細なウィスパーボイスと芯のある豊かな表現力が共存しており、大人の女性の切なさや情念を艶やかに描き出します。その後もソロアルバムのリリースやビルボードライブなどでの単独公演を重ね、カバー曲からオリジナル曲まで幅広いレパートリーを披露し続けています。
現在も定期的にライブステージに立ち、円熟味を増したハイクオリティな歌唱力でオーディエンスを魅了しています。単なる過去のヒット歌手にとどまらず、現役の表現者として進化し続ける姿勢こそが、長年のファンを惹きつけてやまない理由です。