実務において「割印(わりいん)」と「契印(けいいん)」は非常によく混同されます。しかし、この2つは目的も押印する位置も全く異なります。割印は、2部以上の独立した契約書(例えば、甲と乙がそれぞれ保管する原本)が、同じタイミングで作成された同一内容の文書であることを証明するために押すものです。
一方、契印は、複数ページにわたる1冊の契約書が、途中で差し替えられたり抜き取られたりするのを防ぐためのものです。この違いを理解していないと、いくら正しい位置に押そうとしても、根本的なミスを犯してしまうことになります。まずはこの役割の違いを頭に叩き込んでおきましょう。