発光ショーのシーズン外(6月〜翌2月)であっても、訪問者を失望させることはない。オフシーズンには「龍宮の使者」として知られる深海生物の観察や、発光シミュレーション、深層水を用いた体験型プログラムが充実している。
とりわけ家族連れやカップルに人気を博しているのが、深海水が張られたタッチプールコーナーだ。素手を水に入れると、その痺れるような冷たさに驚かされる。そこにはベニズワイガニや深海性のエビ、珍しい底生生物たちが蠢いており、指先を通じて深海の温度と生物のリアルな質感を感じ取ることができる。
さらに2026年の館内では、高精細VRや拡張現実(AR)を活用した深海没入型イマーシブエリアが新設され、満足度がさらに跳ね上がった。富山湾の深い海底谷をホタルイカの視点で疾走するバーチャルディープダイブは、まるでSF映画の潜水艇に乗り込んだかのような興奮を提供してくれる。