Q1:青い目の人形は現在、日本全国に何体くらい残っているのですか?
A1:最新の調査・照会データによると、2026年現在で約340体前後の現存が公式に確認されています。寄贈された総数(12,739体)の約2.7%にあたりますが、現在でも学校の校舎改築や郷土資料の再整理に伴い、新たな人形が発見される事例が数年に一度のペースで報告されています。
Q2:童謡『青い眼の人形』は、アメリカから人形が届いた記念に作られたのですか?
A2:いいえ、それは事実と異なる誤解です。野口雨情作詞・本居長世作曲の童謡『青い眼の人形』は1921年(大正10年)に発表されており、ギューリック博士らによって友好人形が贈られた1927年(昭和2年)より6年も前の作品です。この童謡がすでに日本中で親しまれていたため、来日した人形たちが自然と「青い目の人形」の愛称で呼ばれるようになりました。
Q3:一般の人でも現存する青い目の人形を実際に見ることは可能ですか?
A3:可能です。神奈川県の「横浜人形の家」や、東京都台東区の「吉徳 人形資料室」、各地の歴史民俗資料館などで常設または企画展示されています。小学校に保管されている人形については、学校行事や地域の平和公開講座、あるいは事前申請による見学を受け入れている学校が多くあります(学校現場のため、防犯および教育上の配慮から一般公開日が限定されている場合があります)。
Q4:日本からアメリカへ贈られた答礼人形(ミス・ジャパン等)は現在どうなっていますか?
A4:渋沢栄一らの尽力で贈られた58体の答礼人形は、全米各地の博物館・美術館・歴史協会などに大切に収蔵されており、現在までに40体以上の所在が確認されています。米国では戦時中も「敵性物品」として破壊されることなく美術品として保管され、近年では日本の職人による修復プロジェクトや、日米相互の「里帰り展示」が活発に行われています。