甘いルックスでアイドル的人気を牽引した西尾拓美は、芸能界とはまったく異なる舞台でその才能を開花させた。タレントの西村知美と結婚後、飲食業界へと本格的に進出。韓国料理店や広東料理店のプロデュースを手掛け、実業家としての確固たる地位を築き上げた。華やかな表舞台に未練を残さず、実業の世界で顧客と真摯に向き合う道を選んだ決断力は、今も称賛に値する。
一方、独特のキャラクターと親しみやすさでグループのバランサー役を務めた松原桃太郎(本名・松原由二)は、解散後にお笑いコンビ活動などを経て、徐々にメディアの表舞台からフェードアウトしていった。スポットライトから距離を置き、市井の生活の中で穏やかな日々を送る彼の選択は、芸能界という特殊な世界を生き抜いた一人の男のリアルな肖像である。