2000年代以降、彼の活躍の場は海を越えて世界へと広がる。マーベル・スタジオの大ヒット作『マイティ・ソー』シリーズでのホーガン役をはじめ、数々のハリウッド映画に出演。言葉の壁を越えた圧倒的な存在感とアクションで、世界的名声を手に入れた。
そしてその集大成となったのが、世界を沸かせた歴史劇シリーズ『SHOGUN 将軍』だ。狡猾で情熱的な武将・樫木藪重役を怪演し、米国最高峰のテレビ賞であるエミー賞で最優秀助演男優賞を受賞するなど、世界的評価を決定づけた。重厚な時代劇の枠組みの中で、若き日から培ってきた「言葉に頼らない演技」と「強烈な眼光」が見事に開花した瞬間であった。