千野志麻氏は聖心女子大学文学部を卒業後、2000年4月にフジテレビジョンへアナウンサーとして入社しました。同期には政井マヤ氏や梅津弥英子氏らが名を連ねる豊作の年であり、その中でも千野氏の抜擢は異例のスピードでした。
入社わずか半年後の2000年10月、自身の名前を冠した深夜トークバラエティ番組『チノパン』の司会に抜擢されます。ゲストの本音を引き出す軽妙なトークと、飾らない愛らしいキャラクターが視聴者の心を掴み、番組は大ヒットを記録しました。この番組名は彼女の代名詞となり、その後に続く『アヤパン』(高島彩氏)や『カトパン』(加藤綾子氏)といったフジテレビ伝統の「パンシリーズ」の原点を確立しました。
報道番組からバラエティ、スポーツ中継まで幅広くこなす実力派として局の看板を背負い続けた後、2005年12月にフジテレビを退社。フリーアナウンサーへと転身してからも、ニュース番組のキャスターやエッセイ執筆など、知性派タレントとして第一線で活躍を続けました。