銭湯と並んで瓶牛乳の原体験となっているのが「学校給食」です。かつては全国の小中学校で当たり前だった瓶牛乳ですが、現在は大半の自治体で紙パック(三角パックや200ml角型パック)が採用されています。
学校現場から瓶が消えた最大の理由は「児童・生徒の安全確保」です。配膳中や片付け時に瓶を落として割ってしまい、破片で怪我をする事故を防ぐ目的が最優先されました。さらに、重たい牛乳ケースを教室まで運ぶ当番児童や給食スタッフの身体的負担を軽減するためにも、軽量な紙パックへの移行は必然の流れでした。
飲み終わった紙パックは、児童自らが洗浄・乾燥・解体してリサイクル資源として回収する教育プログラムにも合致しており、給食の現場において瓶が復活する可能性は極めて低いのが現状です。