衝撃のスピーチが放たれた瞬間、ステージの裏側はどのような状況だったのか。関係者の証言によれば、運営スタッフや番組制作者たちはパニックに陥り、控室のモニターを見つめる先輩メンバーたちからは絶句と怒りの声が上がったという。
当時、AKB48の顔として君臨し、見事連覇を果たした指原莉乃をはじめとする主力メンバーにとっても、それは受け入れがたい「乱入」だった。総選挙というイベントの厳粛さと、自分たちが築き上げてきたブランドの信頼が、個人の突発的な発表によって損なわれたと感じた者は少なくない。生放送の現場では急遽進行シナリオの修正に追われ、ディレクターの悲鳴が飛び交った。裏舞台の狂乱は、まさにテレビ史に残る修羅場そのものだった。