近年の広島県公立高校入試改革によって選抜方法が刷新され、学力検査、調査書(内申点)、そして「自己表現」の配点が明確化されました。この環境下で祇園北高校の倍率推移はどのような動きを見せているのでしょうか。
志願者数の推移を検証すると、普通科の一般選抜倍率は直近3年間でおおむね1.12〜1.28倍の間を堅調に推移しています。安佐南区・安佐北区の人口集積地を後背地に持ち、JR可部線沿線からのアクセスも良いため、倍率が1.0倍を割り込むような大幅な定員割れを起こすリスクは極めて低いと言えます。
受験生が最も神経をとがらせる祇園北高校の合格ラインと内申点について、取材によって浮かび上がった現実的なボーダーラインを整理しました。広島県の調査書点(中学校3学年の評定換算)において、合格者の平均的な評定は「オール4(評定平均4.0前後)」です。換算内申点(225点満点)で言えば、175〜185点以上を確保しておくのが心理的にも有利な基準となります。
もちろん、内申点が「オール3(平均3.0)」近辺であっても、学力検査で8割以上の高得点をマークし、自己表現で論理的かつ意欲的なアピールができれば逆転合格の芽は残されています。しかし、内申のビハインドを当日のテストだけで埋めるのはプレッシャーが大きく、中学1〜2年次からの定期テスト対策を怠らないことが合格への王道です。