斉藤和義のキャリアを語る上で欠かせないのが、デビュー以来歩みをともにしてきたレーベルの存在だ。ビクターエンタテインメント傘下の老舗レーベル「SPEEDSTAR RECORDS」は、彼の類稀なる才能を早い段階で見出し、その自由な創作活動を全面的にバックアップしてきた。過剰な商業主義に流されることなく、独自のアーティスト性を尊重するレーベルの姿勢があったからこそ、数々の名盤がこの世に送り出されたのだ。
レーベル創立期からの看板アーティストとして第一線を走り続ける姿勢は、音楽業界全体にとっても一つの理想的なモデルケースとなっている。時代がどれほど移り変わろうとも、彼とレーベルの信頼関係は揺らぐことがない。