日本国内のトップリーグであるJリーグにおいて、選手たちの平均年収はおおよそ3,000万〜4,000万円前後と推計される。一般的な会社員の平均給与と比較すれば確かに高額だが、グローバル市場の最前線と照らし合わせると、その数字は一変してささやかなものに見えてしまう。
舞台を欧州へ移せば景色は一変する。世界最高峰のクラブがしのぎを削るUEFAチャンピオンズリーグの常連組では、主力クラスの基本給だけで10億円の大台を軽々と突破する。ベンチを温める若い選手であっても、日本のトップクラスを優に超える給与を得ているケースは決して珍しくない。この桁違いの開きこそが、日欧間に横たわる冷徹な経済格差だ。