Q1:初心者がDIY用として最初に揃えるべき砥石の組み合わせは何ですか?
A1:まずは「中砥(#1000)」と「仕上げ砥(#6000程度)」の2種類、そして砥石の平面を保つための「ダイヤモンド面直し砥石」を揃えるのが最適です。刃こぼれ修理が必要になった段階で荒砥(#220〜#400)を追加すると無駄がありません。
Q2:研いでいる最中に刃先が丸刃になってしまうのを防ぐにはどうすればよいですか?
A2:研ぐストローク中に手首の角度を変えないことが肝心です。刃先を押さえる指の位置を鎬面の中央やや刃先寄りに固定し、腕だけで押すのではなく腰の重心移動で研ぎます。安定しない場合は市販の研ぎ治具(ホーニングガイド)を使用するのが最も確実です。
Q3:裏出しと裏押しは毎回研ぐたびに行う必要がありますか?
A3:毎回の研ぎで行う必要はありません。裏押しは中砥や仕上げ砥を当てた後のバリ取り程度で十分です。叩いて鋼を出す「裏出し」は、表側からの研磨を繰り返して刃先の糸裏が細くなり、消えそうになったタイミングでのみ行います。
Q4:しっかり研いだはずなのに、木を削ると筋が入ってしまいます。原因は何ですか?
A4:主な原因は「仕上げ砥でのバリ(返り)の取り残し」「砥石表面の微細なゴミや傷」、または「刃の両端(耳)が立っていること」です。鉋刃の両端の角をわずかに砥石で丸める「耳落とし」を行うことで、削り肌に筋が付くのを防ぐことができます。