一度でも躓いた人間に、この社会はどこまで冷酷になれるのか。本作は「前科者」という社会的に肩身の狭い立場に置かれた人々が集まるシェアハウスを舞台に、再生への過酷な道のりを描く。失敗を許さない現代日本社会の閉塞感がそのまま凝縮されているのだ。
誰もが加害者にも被害者にもなり得る恐怖。地上波の民放ドラマでは回避されがちなタブーに踏み込んだ内容だからこそ、ライトなエンタメを期待していた視聴者には刺激が強すぎたのかもしれない。後味の悪さを覚える視聴者がいる一方で、過剰な美化を避けたリアリティを高く評価する声も根強く存在している。