ファンの間で幾度となく議論されたのが「なぜあのタイミングでの卒業だったのか」という点です。一部では体調不安や事務所との方向性の相違といった憶測も飛び交いましたが、実際の卒業理由はきわめて純粋で前向きなものでした。
譜久村自身は卒業発表時やインタビューの中で、「モーニング娘。が大好きだからこそ、自分が居続けることで後輩たちの成長の機会を塞いでしまってはならない」という趣旨の思いを語っています。リーダー就任当初は「私に務まるのか」という重圧を抱えていたものの、後輩メンバーたちの頼もしい成長を間近で見届ける中で、グループを次の世代へ託す準備が整ったと判断したことが最大の要因です。
在籍約13年という歳月は、一般的な義務教育期間をも上回る長さです。人生の半分以上をハロプロの看板とともに歩み、「やり残したことはない」と胸を張って言える境地に達したからこその円満な卒業でした。