事故直後からSNSや掲示板では「ポール・ウォーカーの遺体写真」「顔が半分削れた事故現場画像」と称する凄惨な画像が多数拡散されました。しかし、結論から言うと、ネット上に存在する遺体の顔写真はすべて悪質なフェイク画像または別人の事故写真です。
特に有名になった「顔の右半分が裂けた男性の写真」は、ある一般男性が工具による労災事故で負傷した際の手術前画像、あるいは特殊メイクアーティストがSNSに投稿した作品画像が無断転載・加工されたものであることが判明しています。
ロサンゼルス郡検視局および捜査機関は遺体のプライバシーを厳格に保護しており、司法解剖時や現場での遺体接写写真が外部へ流出した事実は一切ありません。一般に公開されている写真は、粉々に大破し黒焦げになった車両の残骸と、現場に駆けつけた消防・警察の遠景写真のみです。
「衝撃的な姿を見たい」という人間のセンセーショナリズムに乗じた悪質なスパムサイトや閲覧数稼ぎのアカウントが、無関係なグロテスク画像をポールの名前と結びつけて拡散させたのがデマの構図です。