本シリーズの主役は、仲良し3兄弟の末っ子である赤いビー玉「びーすけ」。そして頼れる長男の「びーいち」、次男の「びーごろう」です。平和な日常から一転、敵対勢力に捕らわれた兄たちを救うため、びーすけが単身で難攻不落の要塞へと乗り込むところから壮大な冒険が幕を開けます。
記念すべき第1作『ビー玉びーすけの大冒険』では、突如襲来した「黒玉軍」によって城へと連れ去られた兄たちを救うべく出撃。転がる巨石や跳ね橋、門番の追撃をギリギリでかわしながら城深奥へと侵入したびーすけは、からくりスイッチを作動させて牢屋の鍵を解除します。合流したびーいち・びーごろうと共に黒玉軍の猛追を振り切り、間一髪で跳ね橋を飛び越えて脱出に成功。夕暮れの中を肩を並べて家路につくカタルシスあふれる結末は、多くの視聴者に強烈なインパクトを与えました。
続く第2作『エピソード2 邪悪な帝国 斑(まだら)の逆襲』では、さらに凶悪な「斑帝国」が登場。前作以上に巨大化した要塞には、選別トラップや二重底の落とし穴など高度な防衛網が敷かれていました。びーすけは自らがおとりとなりながら敵陣を突破し、再び囚われの身となった兄弟を救出。仕掛けられたタイムリミット寸前で要塞を大崩壊させ、見事に生還を果たします。
そしてシリーズの集大成とも言える『エピソード3 巨大迷路からの脱出』では、宿敵であった黒玉軍に加え、圧倒的な武力を誇る第三勢力「赤玉軍」が参戦。三つ巴の乱戦の中、敵味方が入り乱れる複雑怪奇な迷宮でびーすけが決死の脱出劇を繰り広げます。終盤にはかつての敵である黒玉軍の兵士と一時的に利害が一致して協力する熱い展開も描かれ、ただの勧善懲悪に終わらない深みのある結末が大きな反響を呼びました。