ネット上の掲示板やSNSで頻繁に見られるのが、「夫の保険証は青なのに、扶養に入っている私の保険証だけピンク色なのはなぜ?」という疑問です。
結論から言うと、一般的な企業の健康保険(協会けんぽ等)において、同一の保険者であれば本人(被保険者)と家族(被扶養者)で券面の色を分けるケースは極めて稀です。もし夫婦や親子で色が全く異なる場合、以下のパターンに該当している可能性が高いと言えます。
- 世帯内で加入している保険制度自体が異なる:会社員の配偶者は社会保険(青など)に加入し、自営業のパートナーや別居家族は国民健康保険(ピンクなど)に加入しているケース。
- 発行時期・更新ロットのズレ:一部の単一健保組合において、紛失再発行時や券面リニューアルのタイミングで新旧ロットの色調が異なっているケース。
- 「医療費受給者証」と混同している:子どもや重度心身障害者、ひとり親家庭向けに自治体が発行する公費負担の受給者証(ピンク色が多い)を、保険証そのものと見誤っているケース。
このように、被扶養者だからといって意図的に色で格付けされているわけではなく、制度の違いや行政の助成制度が絡んでいることが分かります。