個性的で自立した優秀な息子2人を育て上げた平野レミさんですが、その子育てエピソードは常識破りで愛に溢れています。彼女の教育方針の根底にあったのは、「子どもを一人の独立した人間として尊重し、勉強を押し付けない」という徹底した姿勢でした。
学校のテストの点数や成績に対して「勉強しなさい」と叱ったことは一度もなく、子どもたちが興味を持ったことや好きなことに夢中になれる環境を全力で応援しました。長男の唱さんがギターに熱中し始めたときも、次男の率さんが何かに没頭したときも、親の価値観で制限することなく見守り続けたといいます。
その一方で、平野レミさんが何よりも重視したのが「毎日の食卓」でした。どれほど忙しくても手作りの温かい料理を用意し、家族揃って食卓を囲みながらその日の出来事を語り合う時間を大切にしました。美味しいご飯でお腹を満たし、親が人生を思い切り楽しんでいる背中を見せること。このシンプルかつ本質的な教育こそが、息子たちにブレない自己肯定感と豊かな独創性を授けたと言えます。