二輪業界の関係者や熟練ライダーが平嶋夏海を一目置く最大の理由が、「二輪ジムカーナ競技」への本格参戦です。ジムカーナとは、舗装路面にパイロンを配置して作られた複雑なコースを、バイクを素早く切り返しながらタイムアタックする過酷なモータースポーツです。
スピード以上に、ミリ単位のマシンコントロール、極限のバンク角、繊細な前後ブレーキ配分、そして素早い荷重移動が要求されます。彼女のライディングフォームを分析すると、以下の3つの顕著な特徴が見て取れます。
- 徹底したニーグリップと外足荷重:小柄な身体を安定させるため、タンクを両足で強固にホールドし、旋回時にはステップの外側にしっかり体重を乗せることで、タイヤの接地感を最大限に引き出す。
- 鋭い視線誘導:パイロンを回る際、首を大きく先行させて次に向かうクリッピングポイントを捉えており、バイクのセルフステアを自然に引き出す基本が完全に身についている。
- リアブレーキによる姿勢制御:進入速度の調整だけでなく、車体のピッチング(前後の沈み込み)をリアブレーキでコントロールし、小回り旋回時でも車体を安定させ続ける神業的なペダルワーク。
大会出場時の動画では、パイロンすれすれを車体を寝かせながら駆け抜けるアグレッシブな走破シーンが記録されており、コメント欄には「女性タレントのレベルを完全に超越している」「自分のほうが遅いと認めざるを得ない」といった現役ライダーからの賞賛が溢れています。