フランスや北米のWebコミック市場で、いま90年代〜2000年代の日本マンガ、とりわけドラマチックな愛憎劇を描いた少女マンガのデジタル復刻版が驚異的な閲覧数を記録している。なかでも新條作品が持つ独特のテンションと、一切の妥協を排したキャラクターの執着心は、Z世代やα世代の海外読者にとって「エモーショナルで新鮮なストーリーテリング」として受け止められている。
パリで開催された最新のアニメコンベンションでも、彼女の過去作を現代風にフルカラー縦スクロール化(WEBTOON化)した復刻プロジェクトが発表され、会場は大きな熱気に包まれた。紙の単行本という枠組みを超え、言語や文化の壁をあっさりと飛び越えていくコンテンツ力は健在だ。