現行の東海道新幹線とリニア中央新幹線を比較したとき、最も顕著な違いはその所要時間と走行メカニズムにある。東京(品川)〜名古屋間における「のぞみ」の所要時間が約90分であるのに対し、リニアは最速40分、各駅停車型でも約60分程度と見込まれている。移動時間の大幅なカットは、多忙なビジネスパーソンにとって強力な武器となる。
気になる運賃体系についても議論が深まっている。現行の「のぞみ」指定席料金に対して、数千円程度の上乗せに抑える構想が有力視されており、圧倒的な時間価値を考慮すれば極めて競争力の高い設定と言える。また、JR東海が提供するネット予約サービス「スマートEX」とのシームレスな連携も計画されており、チケットレスでのスムーズな乗車プロセスが実現する見込みだ。