目の奥に痛みが起きた際、痛みの種類に応じて適切な初期対応を行うことが肝要です。
片頭痛が疑われる場合(ズキズキする痛み・光過敏):患部を冷たいタオルなどで冷やし、光や音の刺激を避けて暗い静かな部屋で安静にします。温めたりマッサージを行ったりすると血管が拡張して悪化するため避けてください。
眼精疲労・筋緊張が疑われる場合(重い圧迫感・首肩のこり):ホットアイマスクや蒸しタオルで目元を温め、血流を促すことが有効です。ただし、炎症性の疾患や緑内障発作の場合は温めると逆効果になるため、痛みが激しい場合は安易に温熱刺激を加えない判断が必要です。
【プロの結論】放置してよい症状と即座に専門医へ向かうべき人の判断基準
ネット上の情報だけで自己判断せず、以下の基準をもとに受診の緊急度を判断してください。
【至急・救急受診が必要な基準】
- 突然ハンマーで殴られたような激痛、または今までに経験したことがない激しい痛みが起きたとき
- 片目の奥の激痛とともに、激しい吐き気・嘔吐、急激な視力低下、目のかすみが起きたとき
- まぶたが下がる、物が二重に見える、手足のしびれや言語障害を伴うとき
【数日以内に専門医を受診すべき基準】
- 市販の鎮痛薬を2〜3回服用しても効果が全く見られないとき
- 毎日ほぼ同じ時間帯(深夜や早朝など)に激しい痛みが周期的に繰り返されるとき
- 目を動かすと痛みが強くなり、視界の鮮やかさが失われているとき