結論から言えば、所属事務所からの公式な休止発表などどこにも存在しない。ではなぜ、ここまで真実味を帯びて噂が拡散したのか。理由は複合的だ。アニバーサリーを終えた後の去就に対するファンの過敏な反応、そしてメンバーそれぞれのライフステージの変化が、憶測という名のレンズを通して拡大解釈された結果である。
関係者筋の証言を辿ると、グループの解散や無期限の活動停止といった極端な選択肢は、首脳陣のテーブルにすら上がっていない。むしろ現場で議論されているのは、30代後半を迎えた大人のダンスボーカルユニットとして、いかに持続可能なペース配分を構築するかという極めて前向きなアップデートだ。休止という言葉が一人歩きした背景には、過密なツアースケジュールからの適度なクールダウン期間を「活動停止の前触れ」と早合点したメディアの拙速な論調があった。