「ライブ1公演だけならダイソーやセリアの100均電池で十分ではないか?」という疑問を持つファンは少なくありません。実際のところ、100円ショップのアルカリ乾電池でも点灯自体は問題なく可能です。しかし、「放電電圧の降下曲線(ディスチャージカーブ)」に大手メーカー製との決定的な差があります。
パナソニックの「エボルタNEO」や富士通の「プレミアム」といった国産ハイエンドアルカリ電池は、大電流を流し続けても電圧が緩やかにしか下がりません。一方、100均のアルカリ電池は初期の明るさこそ同等ですが、使用開始から約1.5〜2時間を経過した段階で急激に電圧が降下します。
キングブレードなどの高出力ペンライトを最大輝度で点灯させた場合、全15色のカラーチェンジや激しいフラッシュ点滅によって膨大な電力が消費されます。100均電池ではアンコールを迎える頃に光量が半減し、黄色がオレンジに見えたり、ピンクがくすんだ赤に変色してしまう現象が頻発します。
また、絶対に混同してはならないのが「マンガン乾電池」です。マンガン電池はリモコンや掛け時計のように「微弱な電流を休み休み使う機器」向けに設計されています。連続で強烈な光を放つペンライトに装着すると、わずか数十分で発光限界を迎えます。パッケージに「ALKALINE」と記載されているかを必ず店頭で確認してください。