華やかなヨーロッパの街並みと、電気や水道すらままならぬ深山幽谷。二人が選んだ環境のコントラストは、これ以上ないほど鮮烈だ。
杏(女優)は3人の子供たちとともにフランスへ渡り、言語も文化も異なる異国の地で母としての日常を営んでいる。芸能関係者は「プライバシーが守られにくい日本を離れ、子供たちが誰の目を気にすることもなく伸び伸びと成長できる環境を最優先に考えた決断だった」と証言する。一方の東出昌大は人里離れた山小屋に身を置き、自ら獣を仕留め、薪を割る自給自足に近い生活を選んだ。
一見すると交わるはずのない二つの世界だが、そこには共通する「過剰な社会のノイズからの脱出」という意図が透けて見える。さらに近年、東出の再婚や新たな家族の誕生にまつわる報道が世間を賑わせた。これについて関係者は「過去の過ちを帳消しにすることはできないが、山での暮らしと新たな命の存在が、彼の荒んでいた精神に一定の安定をもたらしたのは事実。杏側も無駄な干渉はせず、養育に関する事務的な連携のみを保ちながら、遠く離れた地で子供たちを守り抜く姿勢を貫いている」と明かす。